原発に替わる未来の発電を期待させる2つの技術

Webを見てて未来を感じるなぁと思った発電技術をまとめておく.殆どはてぶのホッテントリに入っている内容なのですが,備忘録として.

ガスタービン発電(ガスタービン・コンバインドサイクル [ GTCC ] )

ガスタービンに春到来の予感

米国の天然ガス先物価格は100万BTU(英国熱量単位)あたり4ドル弱と,08年7月の3分の1まで下落しており,ガスを使った発電のコスト競争力が一気に高まったとのこと.

これに応じてガスタービン発電競争も加速しているそうだ.最新のガスタービン発電「GTCC」では,ガスタービン3つと蒸気タービン1つを組み合わせた発電施設によって,130万KW(原発一基分)を発電可能とする.建設コストも原発の1/10程度で,燃料処理などに関しても心配がない.

燃費という意味では原発に敵いそうには無いが,今後燃費がより良くなれば,かなり現実的で有力な発電技術であるように思える.

風力発電(スパイラルマグナス風車)

スパイラルマグナスの特徴

風力発電の羽の部分を,ブレードではなくスパイラルの入った棒で形成する風力発電技術.風速50m(台風より強い風)という状況下でも発電可能という,台風国家日本ではかなりの助けになりそうなシロモノ.

主軸の回転数も少ないので,騒音が小さい上にブレードに鳥などがぶつかって双方にダメージが出ることも少ない.


このような面白い技術が実は沢山有るんだなぁと言うことを知ってわくわくしている.と,同時に何かに捕らわれて狭い視野でいることの危うさやつまらなさも感じた.今後もこういった情報は仕入れて共有したい.